マグノリア・ソウランゲアナは、マグノリア・デヌダータとマグノリア・リリフローラの雑種である。この落葉小高木は高さ15メートルにも達する。
葉は広卵形か卵形で、先端は広く丸みを帯び、裏面は柔らかく毛がある。花は釣鐘形で、外側は淡い紫色、内側は白色。
花弁に似た3枚の萼片があり、長さは花弁の半分かほぼ同じで、緑色のこともある。果実は9月から10月にかけて熟し、モクレンのそれに似ている。

高さ6~10メートルの小高木で、小枝は綿毛が生えている。葉は紙質で卵形、長さ6~15センチ、幅4~7.5センチ、先端は鋭く短い。3分の2以下はくさび形に先細る。
上面は基部に近い中央脈に沿って毛が残ることが多く、下面は多かれ少なかれ柔らかく、毛がある。両側には7-9の側脈がある。
乾燥すると両側の葉脈が突出し、網目模様になる。葉柄は長さ1~1.5センチで、毛があり、棘痕は葉柄の長さの3分の1ほどある。
花芽は卵形で葉より先に咲き、淡紅色から濃紅色まである。花弁は6~9枚で、外側の3枚は内側の3分の2ほどの長さ。

雄しべは長さ1~1.2センチ、葯は長さ5ミリほどで、横に裂けて短い先端に伸びる。雌しべの房は無毛で円筒形、長さ約1.5センチ。
果実は長さ約8センチ、直径約3センチで、長さ1~1.5センチの卵形か広卵形の子房があり、熟すと黒く変色し、白いへたがある。種子は暗褐色で、広卵形か卵形で、側方に圧縮されている。
開花期は2月から3月、結実期は9月から10月である。
この種は、マグノリアとマグノリア・コブスの雑種で、テパルの大きさ、形、色は紫から白に近いものまで様々で、香りがあるものとないものがある。園芸では、約20品種が栽培されている。
日当たりがよく、温暖で湿度の高い気候を好む。気温の変化に非常に敏感で、開花期は北と南で4~5ヶ月の差があり、同じ地域でも開花時期は毎年大きく異なる。
ある程度の耐寒性があり、-21℃までなら安全に越冬できる。
木目がまっすぐで、きめが細かく、家具や突き板、高級木工品に使われる。
花のつぼみは、マグノリア・コブスと同様の薬用効果があり、アロマオイルが含まれているので、香水やチンキ剤として抽出することができる。
種子は搾油して工業用に利用できる。早春になると、この木はたくさんの花を咲かせる。 白い花鮮やかで香り高く、世界的に有名な観賞用の庭木である。